イ 当該市町村に必要となる計画の基本構成や計画項目立案を支援できること地域防災計画の策定・改訂にあたり、パーソナルコンピュータ上で当該市町村の規模や災害特性を入力したり、希望する計画編成パターン等を指定するなどの条件設定を行うことにより、計画の基本的な編成方法や必要不可欠な個別対策の内容が把握できるよう、計画の構成パターン(目次構成)や個別対策計画(計画項目)が出力されること。 ウ 実戦的又は総合的な計画文案の策定業務の効率化を支援できることより実戦的・総合的な地域防災計画を策定するため、同様の特性を有する市町村の計画事例を参照するなどの方法により必須となる計画文案を取り込んだプロトタイプ(ひな型)を出力することによって、計画策定業務の効率化を支援できること。 (3) システムの必要データ このような基本機能に対応したシステムを構築するためには、以下のような各種データが必要となる。 ア 計画策定方針の判断を支援するデータ基本的な計画策定の基本方針に沿った策定作業を支援できるよう、複数の計画パターンのメニュー(例えば、例規集的な計画か、活動要領的な計画とするかなど)を用意しておき、利用者は、計画策定の基本方針に沿ってメニューを逐次チェックすることにより、新規計画書の編成パターン等を絞り込むための作業を支援できるような仕組みとする。 イ 地域防災計画の基本構成(目次)の確定を支援するデータ基本的な計画項目の目次構成パターンを決定できるよう、上記基本方針にのっとり、合わせて市町村の属性や地域特性に関するメニュー(災害危険箇所の指定状況等)をチェックしたり適宜データを入力し、その結果として、計画構成(目次一覧の候補)が自動的に出力できるような仕組みとする。このようにして作成される出力結果を参照しつつ、適宜フィードバックしながら、最終的に目的とする策定計画の基本構成を決定できるようにする。 ウ 新規計画の個別計画の文案の提示を支援するデータ計画に搭載すべき個別対策計画のデータそのものを出力できるように、画像ファイルとして格納したり、別途ぺーパーにコピーしたものを検索できるようナンバリングしておいたデータを画面に出力できるようにし、これらのデータをOCR(光学的文字認識・変換機能)を用いてテキストデータとして生成・保存できるよう加工する。
前ページ 目次へ 次ページ
|
|