3.4 過走による相互支障が発生しないようATSによる防護を行うケース
本システムの基本的考え方である安全側線や動力式ポイントを設けないということからして、列車停止限界位置を過走しないようATSにより防護するならば、列車の同時進入進出は、保安上可能である。
但し、構内保安の管理の問題や列車防護の方法及び閉そく区間の終端位置の設定及び終端からの運転方式等の課題については、更に検討すべき課題である。
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