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3.乗降状況、列車運行状況の調査

3.1 調査目的

実際の路線における混雑状態を把握するために帝都高速度交通営団の協力を得て、乗降状況及び列車運行状況の調査を実施した。この調査では、列車の運行と実際の乗客の流れとの関連を検証するデータを得ることを主な目的としている。このために運行管理システムの動作履歴の採取による運行状況の把握及び調査駅における乗降客のビデオ撮影による乗客の流れの調査を実施した。

 

3.2 調査路線選定

1日約100万人と輸送人員が多く、ラッシュ時における列車遅延の発生頻度が比較的高い営団地下鉄東西線を調査対象路線とした。路線略図を図3.2−1に示す。

 

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図3.2−1 営団地下鉄東西線路線略図

 

 

 

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