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自然と文化(1996・53号)

 事業名 観光資源の調査及び保護思想の普及高揚
 団体名 日本観光振興協会 注目度注目度5


 

昆明から飛行機でおよそ五〇分、思茅に着き、そこからバスで約五時間、ラフ族の自治県瀾氾県(ランチャン)の県都、瀾氾市に着き、それから車をチャーターして一泊二日後、とうとうラフ族の民族の聖地ともいうべき幻の王国ムメミメに辿り着いたのだ。
欄氾から大理の方に向って北上し、およそ二千b級の山間のへりを辿りながら下ったところに双江市(スアンシャン)がある。つまり、黒江と瀾氾江の二つの川に囲まれた盆地という意味だろう。その双江市から臨氾(リンチャン)に到る川のほとりの平野部がかつて「ムメミメ」と呼ばれた所らしい。
膨さんはラフ族の出身で、解放建国後(一九四九年)ずっとラフ族の教育水準を高めていくために努力をしてきた人だ。ダイエー君のお父さん、ヤパロージョとかつては雲南省政府の中で重要な役割を果してきた。
「ムメミメが亡んだのは清の時代です。ムメミヤはおよそ千年前にあった国だといわれています」と膨さんは言う。
雲南の地は中原の北京からみれば周縁である。この周縁の地を中華の国家として吸収、統合し、異民族が支配していくということは容易ではない。
雲南の歴史を見ても張氏白子国から南詔、大理と地域的に割拠した王国がやがてモンゴルや清などの異民族の支配下に入るとしても恐らく、まるでモグラたたきのように、次々と小さな部族が割拠反乱を起こしていったにちがいない。
ムメラメがおよそ千年も栄えたとすれば、元から明、清にかけての数百年位だといえるが、こんなにこの小さな部族国家が長持ちしたとも思えないし、どの程度の国家だったかも、文字
右上・瀾氾県と双江県の県境ゲート

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右下・県境で防疫学のために消毒をする

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