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調査の概要

1. 目的
国民の観光レクリエーションの実態を、日帰り行動の回数の面から明らかにし、観光に関する諸施策を推進する基礎資料として広く各界の利用に供することを目的としている。ここでいう日帰り観光レクリエーションとは、「日帰りで、半日以上かけて、日常生活圏を離れてする次のようなレジャー」をさしている。レジャーの種類は、1)スポーツ見学、2)映画・演劇・音楽会、3)風景鑑賞。季節の花見ピクニック。名所旧跡を見る、祭りや神仏詣などの行楽、4)動・植物園、水族館・博物館・美術館見物、5)その他の「見物・鑑賞」、6)温泉浴・ヘルスセンター、7)遊園地・レジャーランド、8)つり・潮干狩、9)飲食・買物、10)いちご・ぶどう・なし狩りなど、11)趣味・研究(動植物採取・バードウォッチング、カメラ撮りなど)、12)その他の「体験」、13)登山・ハイキング、14)サイクリング、15)ドライブ、16)都市散策(いわゆる銀プラやウインドーショッピングなど)、17)その他の「歩く・移動」、18)海水浴、19)水泳(湖・プール)、20)ヨット、モーターボート、スキンダイビング、サーフィン、ウィンドサーフィン、21)スキー、22)アイススケート、23)ゴルフ、24)テニス、25)その他のスポーツ、26)その他のレジャーの26種類である。
2. 調査項目
(1)平成7年8月から平成8年7月までの1年間の毎月の日帰り観光レクリエーションの種類ごとの実施回数
(2)過去1年間(平成7年8月から平成8年7月まで)の日帰り観光レクリエーションの種類ごとの実施の有無
3. 調査方法
2ヵ月毎に調査員が調査相手を訪問し、質問紙を使って個人面接調査を合計6回行った。
4. 調査設計
(1)調査対象−各回共通全国の18歳以上の男女個人2,000名(6回の総サンプル数12,000)
(2)抽出方法(層化二段無作為抽出方法)−各回共通平成2年の国勢調査の入口に基づき地域(5分類)、市郡規模(5分類)により層化した。第1次抽出単位として、市町村を選び、第2次抽出単位として、国勢調査の調査区を選び、第3次に個人を抽出した。
(3)標本数の配分−各回共通 200地点(1地点10サンプル)を地域・市郡規模別の各層に比例配分した。
(4)抽出−各回共通 第1次抽出単位は、各層毎に市町村を抽出し、第2次抽出単位となる調査地点は、平成2年国勢調査時に設定された調査区を使用し、各層毎にランダムに抽出した。調査対象となる個人の抽出は、調査地点の範囲内(抽出地点は町・丁目・番地等で指定)から、住民登録台帳によって、調査対象適格者を、等間隔に系統抽出した。5. 調査の実施NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を6回利用した。
5.調査の実施
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を6回利用した。

 

 

 

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