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利用度の高い旅館やホテルでは1回あたりの宿泊数が少なく、利用度の低いユースホステルや知人・親せき宅、車・船中泊、別荘などの1回あたりの宿泊数が長くなっている。
14. 有給休暇の利用日数

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宿泊観光旅行に利用した有給休暇の日数は、「1日」が5.9%、「2日」5.4%、「利用していない」は75.5%であった。
15. 旅行費用

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全宿泊観光旅行の費用総額の平均は44,010円で、5万円未満が6割弱を占めている。
このうち、団体以外の宿泊観光旅行(延1,939回)について、宿泊費、交通費、土産代、その他の平均費用をみると、次のようになる。

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平均値の合計を100として、それぞれの費目の
構成比を出したものが右側のものである。宿泊費が最もウェートを占めており、土産代が最もウェートが低くなっている。
(A)総費用
宿泊観光1回あたりの総費用をもとにして、1泊あたり総費用、個人の年間宿泊旅行費用、国民(15歳以上)年間宿泊旅行費用を算出してみると、次のようになる。

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1回あたりの総費用の層別の特徴は次のとおりである。
地域別では、東北(54,700円)が最も高くなっている。
性・年齢別では、男性60代(58,420円)が最も高く、男性15〜17歳(149,180円)・18〜19歳(146,050円)・70歳以上(44,340円)、女性40代11145,610円)・50代(151,040円)・60代(146,290円)・70歳以上(146,800円)でも平均費用は高くなっている。
職業別では、自営の商工業(52,760円)の費用が高くなっている。

 

 

 

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