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次いで「ガイドブック」(35.8%)、「パンフレット」(35.0%)が続き、以下は「旅行専門雑誌」(25.4%)、「旅行業者」(19.5%)、「新聞・雑誌の広告・チラシ」(19.2%)、「新聞。雑誌の記事」(13.7%)、「観光案内所・情報センター」(13.1%)、「テレビ・ラジオの番組」(10.1%)などとなっている。
性別では、「家族・友人の話」を参考にするのは男性(42.6%)より女性(53.0%)に多い。旅行の頻度別では、「家族・友人の話」を参考にするのは旅行をあまりしない人(51.3%)に多く、「ガイドブック」、「パンフレット」、「旅行専門雑誌」などを参考にするのは旅行をよくする人に多くみられる。
B 宿泊旅行の実態
1. 参加率

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平成7年9月から平成8年8月までの1年間に国内の宿泊旅行をした人は、66.5%であった。地域別の参加率をみると、関東(72.1%)と関西(73.2%)で7割を超え多くなっている。
性・年齢別の参加率は男性の40代(75.2%)と女性の50代(74.9%)が多く4人に3人が参加している。
職業別の参加率は自由業(88.5%)、管理職(89.3%)、事務・技術職(78.7%)でそれぞれ多く、反対に、労務・技能職(54.0%)、無職(55.8%)でそれぞれ少ない。
2. 旅行の種類
<種類別参加率>

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旅行の種類別参加率(複数回答)は、「観光旅行」(56.5%)が最も多く、以下「帰省訪問・家事」(15.4%)、「出張業務」(9.8%)、「兼観光」(8.4%)の順であった。
「観光旅行」について特徴をみると、次のとおりである。
<観光旅行>
地域別にみると、関東(61.3%)と関西(63.2%)で多く、四国(37.6%)と九州(42.9%)で少なくなっている。
性・年齢別では、女性の25〜29歳(66.0%)で最も多くなっている。
職業別では、管理職(73.8%)、事務・技術職(68.4%)で多くなっている。
休日制度別にみると、週休1日の他に月3回休みあり(71.9%)や週休2日(67.3%)に多く、休みが多いほど観光旅行に出かけている。

 

 

 

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