本日は'96スターダンサーズ・バレエ団11月公演、サー・ピーター・ライト演出振付による「コッペリア」にご来場いただきありがとうございました。

本年5月、文化庁より芸術創作活動に対する支援施策「アーツプラン21」の発表が行なわれ、我が国の芸術水準向上の牽引力となると期待される芸術団体15団体が芸術創造特別支援事業に採択され、当バレエ団も助成団体の一つに選ばれましたことは大きな喜びでございます。さらに今回の公演は、「日本財団補助事業」としてご支援をいただきました。誠に有難く心から感謝申しあげます。

スターダンサーズ・バレエ団は、本年4月、サー・ピーター・ライトを芸術顧問に迎え、バレエ団の一層の充実と発展をめざしてまいりました。本日ごらんいただきます「コッペリア」は、昨年3月、バーミンガムで初上演され、新プロダクションとして大成功をおさめましたが、このたびバーミンガム・ロイヤル・バレエ団との提携による製作が実現しました。サー・ピーター・ライトをはじめ、ピーター・ファーマー氏（美術）、ジョン・ホール氏（照明）、デニス・ボナー氏（振付指導）等スタッフの方々に加えて、往年のロイヤル・バレエ団のプリマ・バレリーナ、パメラ・メイ女史も来日、スワニルダの指導に協力してくださいました。また、舞台装置・衣裳も、バーミンガム・ヒポドローム劇場より運搬、この青山劇場の舞台を飾っております。

ご後援いただきましたブリティッシュ・カウンシル、ご協力いただきました関係各位に深く御礼申しあげます。

今後ともご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

財団法人スターダンサーズ・バレエ団

理事長 石坂泰彦

常務理事 太刀川瑠璃子

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