
THE特集
プレジャーボート等の海難発生状況(平成3年〜平成7年における5年間)
プレジャーボート等の海難の発生状況について
平成3年〜平成7年の5年間に発生した台風及び異常気象下のものを除く要救助船舶は8,815隻である。このうちプレジャーボート等の海難は、漁船3,605隻(40.9%)に次いで多く2,870隻(32.6%)であり、約3割を占めている。 (1) 船型別発生状況 船型別にみると、モーターボート1,855隻(64.6%)、ヨット399隻(13.9%)、遊漁船278隻(9.7%)、水上オートバイ190隻(6.6%)、手漕ぎボート148隻(5.2%)となっている。 (2) 海難種類別発生状況 海難種類別にみると、衝突539隻(18.8%)が最も多く、次いで機関故障532隻(18.5%)、乗揚げ437隻(15.2%)、転覆399隻(13.9%)となっている。 (3) 月別海難発生状況 月別にみると7月〜9月の3ヶ月間に1,065隻(37.1%)が発生しているが、周年発生している。 (4) 時間別発生状況 時間別にみると日中にかけて多く発生し、08時から18時の間に2,038隻(71.0%)が発生している。 (5) 距岸別発生状況 距岸別にみると3海里未満(港内を除く)が1,668隻(58.1%)と最も多く、次いで港内922隻(32.1%)となっており、3海里未満では2,590隻(90.2%)とほとんどを 
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