●入院の対象となる方
医師が、治療が望めないと判断した悪性腫瘍(がん)またはエイズの患者さんで、ホスピス・ケアを望む方であればどなたでも入院できます。
●入院方法
ご本人もしくは病状をよく把握されている方に来院していただき、ホスピス外来で担当医師と相談していただきます。また、電話相談は「医療相談室」が窓口となります。
●入院費用
一般病棟と同様の保険診療の対象となります。厚生省より「緩和ケア病棟」の認可を受けているため、病状に関わらず負担は定額です。病室はすべて個室ですが、個室料はいただいておりません。
●在宅ホスピス・ケアのご案内
たとえ重病であっても自宅で過ごしたい。そんな患者さんのごく自然な思いに応えるのが在宅ホスピス・ケアです。在宅ホスピス・ケアでは、自宅で過ごされる患者さんや看護されるご家族のために、看護婦が訪問して療養・介護のお手伝いにあたり、必要に応じて医師が往診するなど、さまざまなサービスが受けられます。また、ヘルパーの派遣や介護用品の貸し出しなどについては、市町村や民間の医療・福祉サービスもあります。お気軽に医療相談室までご相談下さい。