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生命の質<Quality of Life>

私たちは病気などによって「自分の生命」を意識した時、ようやく命のはじめと終わりについて、そして生命の質について考えるようになるのでしょう。与えられた生命が輝くように、ここで出会った人たちが一緒になって努力していくことがとても大切だと考えています。

人間性を第一に

自然な経過としての死を迎える時こそ、人間性を第一に考えます。だから、機械に容体を監視させたり、延命のためだけの処置は行いません。職員は、自らの体と心で現実に向かい合います。

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■ 沿 革

1975年 ホスピス建設を計画し、研究・準備を開始。

1981年 4月、一般病棟の中で、「ホスピス活動」を開始。11月、結核病棟の一部を改築・整備し「第15病棟」と称して日本初のホスピスを開設。以後、日本型ホスピスのあり方を模索しつつ活動を継続。

1982年 11月、名称を「ホスピス病棟」と改称。同時に充実した設備の建設のため「ホスピス基金」の募金を開始。

1984年 全国の方々の善意の寄付に支えられ、5月に新病棟の増改築工事を完了。

1990年 5月、厚生省より「緩和ケア病棟」の認可を受ける。

1997年 4月、新ホスピス棟落成。

 

 

 

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