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虚血性心疾患における

治療の選択

 

1.共催者 日本循環制御医学会

 

2.開催日時 平成9年2月22日(土) 15:00〜17:00

 

3.開催会場 前橋市・前橋テルザ

 

4.入場者数 65人

 

5.プログラム

冠動脈造影

大島 茂 (群馬県立循環器病センター)

核医学検査

西村 重敬 (横浜労災病院)

運動負荷試験

小池 朗 (東京医科歯科大)

 

6.内容等

(1)冠動脈造影

虚血性心疾患の治療には、薬物治療、PTCA(経皮的冠動脈拡張術)やCABG(冠動脈バイパス手術)などの再潅流治療がある。治療の目標は、生命予後の改善および運動耐容能の改善であり、その観点から治療は選択されねばならない。したがって、冠動脈に狭窄があることと、再潅流治療の適応を同一視してはならない。

冠動脈造影所見で生命予後を反映しているのは、有意狭窄を有する主要冠動脈の本数、すなわち病変枚数である(主要冠動脈は3本あるから、病変枚数は一枝、二枝、三枝に分けられる)。一枝病変

 

 

 

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