〔?〕別表第3 腐しよく性物質
1. 皮膚腐しよく性試験
1.1 試験法
ウサギを用い、試験物品を皮膚に接触させ、当該部位に壊死が視認されるまでの時間を測定する。
1.2 判定基準
(注)pHが2.0 以下又は11.5以上のものは、試験を行わずに「腐しょく性物質」に該当するものと判断して差し支えない。
2. 金属腐しよく性試験
2.1 試験法
鋼製又はアルミニウム製の試験片を液体の試験物品に浸漬(55℃、120時間)させ、浸漬後の質量減少量を測定する。
質量減少量から次の式で侵食度を算出する。
X:試験片の侵食度をミリメートル毎年として表した数値
W:試験片の質量減少量をグラムで表した数値
d:試験片の材料の密度をグラム毎立方センチメートルで表した数値
S:試験片の侵漬面積を平方センチメートルで表した数値
T:試験片の侵漬日数を表した数値
2.2 判定基準
侵食度が1年当たり6.25ミリメートルを超えるものを容器等級3とする。
(注)皮膚腐しよく性試験で「腐しよく性物質」となるものは、試験を省略して差し支えない。
〔?〕別表第4 毒物
1. 急性毒性試験
(1) 経口毒性試験
ラットを用い、経口投与によりLD50(半数致死量、試験動物が50%の確立で死亡する量を、試験動物の体重1kg当りのmgで表した数値)を求める。
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