MARPOL 73/78 条約附属書?(海洋汚染防止の観点から海洋汚染物質を容器等へ収納した状態で海上運送する場合の輸送方法について規定している規則。以下「附属書?」という。)が、1992年7月1日に発効となり、海洋汚染性のみを有する2物質「環境有害物質」(液体、固体)を新たに危険物として規制することとなった。また、危規則告示別表の品名欄には、品名の右肩に「PP」又は「P」を付して、当該物質が海洋汚染物質(約500品目)であることを明示している。これによって、海洋汚染物質として規制されるものは、すべて危険物に含まれ、1974年SOLAS 条約と附属書?に共通している事項(容器、包装、積載方法等)を危規則体系に一本化して規制している。