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パネルディスカッション

 

『ボランティア活動の発展のために』

 

パネリスト :池田 吉衛 (福祉ボランティア「ひまわり」)
太田 直宏 ((財)岡山YMCA主事)
岩崎 範子 (岡山市総務局生活文化部長)
ヘロン久保田 雅子(?バッフォ取締役文化事業室長)
アドバイザー :アナ・ミヤレス
コーディネーター:田中 尚輝 ((社)長寿社会文化協会理事)

 

司会 ただ今から「ボランティア活動の発展のために」と題してのシンポジウムを開催いたします。ここで進行役をコーディネーターの田中尚輝さんにバトンタッチさせていただきます。田中さんよろしくお願いいたします。

 

田中尚輝
ただ今アナ・ミヤレスさんと安宅市長の基調報告がありましたが、この基調報告を背景にしていろいろ議論をしていきたいと思います。テーマは「ボランティア活動の発展のために」で、ちょっと抽象的ですが、時間が限られておりますので、集中した議論をしていきたいと思っております。
発展をするためにということは、市長がいみじくも申されましたが、例えばボランティアをやりたいという人が6割、現在やっている人、過去にやったことがある人は最大値でとっても1割です。約5割の方がやりたい気持ちがあるけれどもやっていないということになっているのだと思います。
なぜやりたいのにやらないのか。これには幾つかの理由があると思うのですが、1つは、現在あるボランティア活動が魅力あるものになっていない、ボランティアをしている側からはそういう反省をしなければならないだろうと。ないしは力が弱くて、何をやっているのか見えない。見えないから、何かやりたいけれどもそこへ行けない。つまり何処で、何をしているかわからないので、たどり着けないということもあるかと思います。
今日は岡山市の岩崎部長にも加わっていただいています。「ボランティア活動を発展させるために」ということで、行政への注文もいろいろ出てくるかと思いますが、ボランティア活動を推進する、発展させるための課題の整理ができたらと思います。
議論を進める上でちょっとご協力を願いたいのですが、皆さんの中で今ボランティア活動をしている人、したことがある人という方はちょっと手を挙げていただけませんでしょうか。非常に多くの方が活動していますね。どうもありがとうございました。
実は、水準を上げて話をすると言ったら怒られますが、かなり専門的な話も、突っ込んでするかもしれませんが、おつき合いを願いたいと思います。
それでは、自己紹介を兼ねて、活動報告をしていただきます。まず私自身の紹介をしま

 

 

 

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