インターネット、ICカード等を行政手続きに導入することにより、住民の利便性が向上することが期待されるが、反面、リスクも増大する。ICカードに個人の情報や金銭的価値を蓄積するほど、また機能を集積するほど、盗難にあった場合の被害は大きい。インターネットにおいても、国内外のネットワークが相互に接続し、情報を交換できる反面、第三者がデータを盗んだり、別の人になりすましたりして不正にアクセスする可能性がある。行政手続きの電子化においてこれらのメディアを活用するためには、あらかじめその危険性を調査分析し、実際の行政サービスと比較して対策を検討する必要がある。ここでは、ICカード及びインターネットにおける一般的な危険性について記述する。