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■事業の内容

(1)委員会の開催
[1] 開催回数  4回
[2] 開催場所  スクワール麹町2回、アジュール竹芝、(財)全国消防協会
[3] 審議内容
a.編集項目及び内容について
b.役割分担について
c.内容の記載方法について
d.詳細内容について
[4] 出席人員  延べ人員 64名
(2)災害記録誌の発行
[1] 資料名  阪神・淡路大震災活動記録誌
[2] 規 格  A4版 314頁 オフセット印刷
[3] 部 数  1,500部
[4] 内 容
a.地震の概要
b.被害状況
c.行政機関の対応状況
d.消防本部の活動
e.消防隊員の手記
f.資 料
[5] 配布先  全国の消防本部、政府、報道機関、消防関係団体

■事業の成果

阪神・淡路大震災は、消防職員のみならず、広く社会一般にも貴重な体験であり、特に消防職員にとっては、今後の消防活動の指針となる多くの資料を与えてくれた。

 また、日本列島は地震活動期に入ったと言われている昨今、阪神・淡路大震災により噴出した問題点や課題を、本協会設立の趣旨に添って早急に収集しとりまとめ、防災機関の震災対策等に活かす必要があった。

 これらのことから、全国的な視野に立って、阪神・淡路大震災時における消防活動を調査研究するとともに、消防隊員個々の声を、活動記録誌としてとりまとめ作成したことは、今後も起こりうると予測されている大地震時における消防職員への活動指針を示し、防災関係にたずさわる多くの方々には、極めて有益な資料となった。さらには、全国消防長会で設置する大規模災害消防応援体制検討委員会の検討資料としても大いに成果があったと思料される。





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