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■事業の内容

滑空機安全教育研修事業
(1) 実技研修会
[1] 期間    平成6年7月 3日〜 8月23日 A、B、C(整備)コース
 〃 12月23日〜12月25日 プレコースのみ
平成7年1月 2日〜 1月 8日 A、Bコース
[2] 開催場所  当クラブ板倉滑空場
[3] 受講人員  Aコース(含プレコース)、Bコース、Cコース
平成6年7月30日〜 8月19日 33名
平成6年8月17日〜 8月23日 11名(整備)
 〃 12月23日〜12月25日 15名
平成7年1月 2日〜 1月 8日
[4] 機材    曳航機  2機
滑空機  2機(複座機)
自動車  7台
[5] 内容    滑翔 マンツーマンによる実技滑翔の安全教育実施
塚野欽也、吉田正、藤倉三郎、根本昭世、鈴木康一、奥平光保、山田治、熱海尚裕、加藤隆士、下和田真(以上の講師による)
整備 和田繁一講師による教習
(2) 滑空機安全教育に関する講演会
[1] 期日    平成6年7月2日
[2] 開催場所  東京都港区航空会館
[3] 受講人員  50名
[4] 内容    (演題と講師)
滑空と航空交通               石川秀和氏
アマチュアパイロットの航空生理と健康管理  阿部 聡氏
指定養成について              鈴木康一氏
(3) グライダー教室
[1] 期間    平成6年9月10日〜平成7年2月18日
[2] 開催場所  当クラブ板倉滑空場
[3] 参加人員  40名
[4] 内容    当クラブ教官によるグライダー滑翔の説明を受けてから、飛行機曳航で複座機の実地体験飛行を実施。
■事業の成果

滑空機の性能が急速に発達するのにつれ操縦者にもそれに対応する知識、技能が要求されている。本事業の実施は、その再教育の機会として滑空に携わる有識者方に大きく期待されている。
 本研修会に参加した研修生は、ここで得た知識や技能を、その属した団体に伝え指導に当たり、安全教育の徹底を図っている。滑空人口の増加については本事業の成果によるところの証明であると考えられる。
 本年度までの補助事業15年間(15回)の受講者数は、学科累計延1,491名(元年度までと4〜6年度)、実技累計延499名にのぼった。参加者たちの、たゆみない努力は、日本の航空の底辺である滑空界の進展に大いに寄与するものである。





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