■事業の内容
(1) 観光の実態と志向
国民の観光レクリエーションの実態を明らかにし、観光諸施策を推進するための基礎資料を得る。
[1] 調査内容
a. 過去1年間の宿泊旅行の概要
b. 過去1年間の宿泊観光レクリエーションの実態
c. 過去1年間の海外旅行の実態
d. 今後1年間の観光レクリエーションの志向
e. 過去1年間の日帰り観光レクリエーションの実態
f. その他必要な項目
[2] 調査方法
a. 調査員による訪問留置・回収法([1]-a〜c、e)
b. オムニバス調査([1]-d)
[3] 調査対象及び対象数
a. 全国3,000人の15歳以上の男女個人([1]-a〜c、e)
b. 全国(沖縄を除く)18歳以上の男女個人2,000人([1]-d)
[4] 調査結果
a. 調査員による訪問留置・回収
(a) 実施時期 平成6年9月14日〜9月30日
(b) 標本数 3,000
(c) 回収数・率 2,387・79.6%
(d) 標本抽出法 層化2段無作為抽出法
b. オムニバス調査
(a) 実施時期 第1回:平成5年10月
第2回:平成5年12月
第3回:平成6年 2月
第4回:平成6年 4月
第5回:平成6年 6月
第6回:平成6年 8月
(b) 標本数 2,000人/回
(c) 回収数・率 第1回:1,307・65.4%
第2回:1,400・70.0%
第3回:1,407・70.4%
第4回:1,427・71.4%
第5回:1,389・69.5%
第6回:1,345・67.3%
(d) 標本抽出法 層化多段無作為抽出法
[5] 報告書の作成
a. 観光の実態と志向
(a) 部数 500部
(b) 規格 A4判
b. 日帰り観光レクリエーション統計
(a) 部数 300部
(b) 規格 B5判
(2) 観光関連産業の市場規模に関する調査研究
自由時間の増大、生活における価値観の変化等にともない、観光旅行を支える観光産業の役割も増大してきている。
このような状況に鑑み、観光関連産業の業種別市場規模を把握し、特に中核的位置にある旅行業における観光関連産業との事業連携における内容を把握し、今後の観光関連産業の発展のための基礎的資料を作成するものである。
[1] 調査内容
a. 観光関連産業の市場規模算定のための方法論の検討
(a) 観光関連産業の市場分類と産業分類との対応関係の検討
(b) 算定方法の検討
(c) 統計基準・観光比率等の検討
b. 観光関連産業の市場規模算定のための必要資料の検討
(a) 必要資料(基礎資料、2次資料)の検討
(b) 不足資料への対応の検討
(c) 既存資料の収集、整理
[2] 調査方法
a. ヒアリング調査(各種観光関連産業団体)
b. 資料・文献調査
[3] 報告書の作成
a. 部数 300部
b. 規格 A4判
■事業の成果
(1) 観光の実態と志向
[1] 観光の実態と志向
全国3,000人を対象にしたアンケート調査で、過去1年間の観光レクリエーションの実態及び今後1年間の志向が明らかになり、これからの観光レクリエーション振興施策を考えるにあたり、大きな参考資料となった。
[2] 日帰り観光レクリエーションに関するオムニバス調査
全国民の平成5年8月から平成6年7月までの1年間で、2ヵ月毎の日帰り観光レクリエーションの実態が明らかになり、今後の日帰り観光振興施策を考えるに当たり、大きな参考資料となった。
(2) 観光関連産業の市場規模に関する調査研究
観光関連産業に対するヒアリング調査や既存資料の収集・分析から、観光関連産業の市場規模算定の方法論が明らかになり、今後の観光関連産業の発展のための基礎資料となった。
|
|
