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■事業の内容

(1) 滑空機安全教育研修
[1] 実技研修会
a. 期間    平成5年  7月31日〜 8月17日
 〃   12月23日〜12月26日
平成6年  1月 2日〜 1月 9日
b. 開催場所  板倉滑空場
c. 受講人員  平成5年 7月31日〜 8月17日 20名
 〃  12月23日〜12月26日・平成6年 1月 2日〜 1月 9日 14名
d. 使用機材  曳航機 1機
滑空機 3機(複座機2機、単座機1機)
自動車 7台
e. 曳航方法  飛行機曳航
f. 内容    マンツーマンによる実技の安全教育
[2] 滑空機安全教育に関する講演会
a. 期間    (1日)平成5年7月3日
b. 開催場所  港区 航空会館
c. 受講人員  70名
d. 内容    グライダー操縦者および指導者を対象とした安全教育の講演会
(小テキストを配布)
[3] グライダー教室
a. 期間    平成5年10月9日〜平成6年3月6日の(土)または(日、休日)
b. 開催場所  板倉滑空場
c. 受講人員  50名
d. 内容    航空思想普及のために、グライダー滑翔の説明と飛行機曳航による複座機での実地体験飛行
■事業の成果

グライダー操縦者に対する再教育の企てとして、本事業は滑空界から大きな期待がよせられ、本年度で14回を数え、実技の研修者は451名にのぼった。
 参加人員の滑空界に占める割合も10%を超え、本事業の開始以来、事故発生率はいちじるしく減少しており、また滑空人口の増加をみても、本事業のたゆみない努力は航空の底辺である滑空界の発展に大いに寄与するものである。
 本年で2回目の実施を行ったグライダー教室もなかなか好評であり、将来への布石として、その成果を期待するものである。





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