■事業の内容
国民の観光レクリエーション活動の容易化、利便の増進等を図り、あわせて地域の振興を図るため簡易宿泊施設を整備した。 (1) 簡易宿泊施設の建築 [1] 施設の名称 ケビン [2] 棟数 6棟 [3] 面積 266.49平方メートル [4] 構造 木造1階建(一部中2階付) [5] 施設の概要 宿泊室、台所、便所、浴室等 [6] 収容定員 1棟10人以内 [7] 建築場所 北海道神恵内青少年旅行村 2棟 青森県名川レクリエーションセンター 1棟 茨城県常北家族旅行村 1棟 広島県せらにし青少年旅行村 1棟 香川県小豆島ふるさと村 1棟
■事業の成果
近年国民の観光レクリエーション活動は、所得水準の向上、自由時間の増大、生活意識の変化等に伴い余暇活動が年々増大し、なかでも家族旅行はその伸びが著しく、今や国民生活の中で、重要な位置を占めるに至っている。 これに対応して、運輸省では全国各地に公的観光レクリエーション地区(家族旅行村等)の整備を促進しているが、これらの地区には低廉にして健全な各施設の整備が不足しているのが現状である。当協会が、(財)日本船舶振興会の補助金を受けて、各地の家族旅行村等に健全にしてかつ低廉な簡易宿泊施設を整備したことは、これらを利用する国民の観光レクリエーション活動の増大、利便の増進等を図るとともに、当該地域の発展、振興の一助に多大な寄与を成すことと思われる。
|
|