■事業の内容
(1) 90年代観光振興行動計画の周知ならびにその展開の広報 PRレターを作成し配布した。 [1] 部数及び回数 各5,000部 年間2回(No.9、No.10) [2] 規格 A4判 16ぺージ(No.9は24ぺージ) [3] 配布先 運輸省、地方公共団体、各観光関係団体等 (2) 観光立県推進会議の開催 [1] 観光立県推進中央会議 TAP地方会議の円滑な運営を行うため10月に東京で開催され、四国の観光に対する現状と課題が報告された。なお当初3回開催が計画されていた中央会議は伝統芸能等活用法の審議にかかる観光政策審議会と開催時期・委員が重なったため、本年度は中央会議は1回だけの開催となった。 [2] 観光立県推進地方会議 第8回地方会議は11月に3泊4日の行程で四国4県下で行われた。分科会、現地視察、全体会議等が行われ、四国の今後の観光振興方策について審議された後、報告書としてまとめるとともに、誘客キャンペーンの展開が決定された。 [3] TAP90's地方会議のフォローアップの推進 TAP地方会議の既開催地域に対し、その後の観光振興を推進し、かつ助言するため運輸省の担当官を依頼派遣しTAPのフォローアップ事業を推進した。 [4] 準備会の開催 TAP地方会議実施のため、現地における準備会等に参加したため、本協会主催の準備会は開催しなかった。 (3) TAP宣伝フォーラムの開催 より充実した観光キャンペーンを実施するため、観光宣伝に対する考え方等について専門家2名の講演をプログラムとしたフォーラムを開催し新しい時代の観光について研修を行った。 ・講演1. 「新時代の観光宣伝の方向」 講師 慶応義塾大学教授 井原哲夫氏 ・講演2.「私たちがしてみたい旅行、行ってみたい観光地」 講師 コミュニケーション・コーディネーター 宮内淑子
■事業の成果
(1) 本年度は観光立県推進地方会議は1回のみの開催だったが、四国4県にまたがる地域で3泊4日にわたって行われ、改めて「四国はひとつ」という意識を盛り上げることができるとともに、中央委員と地方委員がともに現地を見ながら、四国の観光の将来を語り、広域観光の振興に対して気持ちを新たにすることができたと思われる。 (2) PRレター『観光立県推進運動』はNo.9で運輸事務次官と本協会会長が観光界30年を振り返る対談を取り入れるとともに各地のフォローアップの状況を特集し、No.10では記録性を重視した「TAP四国」を特集し、TAP90'sの認識を広めるのに大いに寄与したものと思われる。 (3) TAP地方会議についてはマスコミも大きく取り上げ、又「TAPニュース」等でも広報に努めた事は全国的に観光事業振興の重要さを認識させるきっかけとなった。
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