日本財団 図書館


■事業の内容

(1) プレジャーボート利用の健全化キャンペーン
[1] テーマ   海のマナーを守りましょう!
[2] 実施場所  マリーナ及び放置船所在地の周辺等を対象にキャンペーン
[3] 実施時間  年間を通して行う。なおシーズン前の3月を強化月間とする。
[4] 内容
a. 周知・啓蒙用パンフレットの作成・配布
 周知・啓蒙用パンフレット14,400部を作成し、会員マリーナ144社に送付し、プレジャーボート利用者に適宜配布することとした。
b. 周知・啓蒙用ステッカーの作成、配布
 周知・啓蒙用ステッカー14,400枚を作成し、会員マリーナ144社に送付し、プレジャーボートの見やすい位置へ貼布することとした。
(2) 放置艇の解消方策のあり方の調査研究
[1] 内容
 近年、放置プレジャーボートの解消は緊急の課題であり、その根本的解消を図るため以下の事項について調査研究を行った。
a. 基礎調査
・ マリーナ整備の現状と課題
・ マリーナの現状と課題
・ プレジャーボート保管の実態
b. 放置艇の解消方策のあり方に関する研究
・ マリーナ整備促進制度に関する研究
・ マリーナのあり方に関する研究
・ プレジャーボート保管の適正化に関する研究
・ 放置プレジャーボート解消のための方策の研究
[2] 報告書の作成・配布
a. 作成部数  300部 A4版82頁・図入
b. 配布先   協会傘下会員、国の関係機関等
■事業の成果

海洋性レクリェーションの健全な普及、発展にとって安全の確保は最も基本的な事項である。しかしながら、最近ヨット・モーターボート等のプレジャーボートによるルール無視やマナーの欠如による海の事故が多発している。
 また、放置艇による地域住民とのトラブルの発生や漁業活動の障害等が社会的問題となっている。
 そのため、本事業によりプレジャーボートに関するマナーの向上、優良マリーナの普及のためのキャンペーン及び放置艇の解消方策のあり方の検討を行うことによりプレジャーボートによる健全な海洋性レクリェーションの振興が図られ、もって造船関連事業の振興に寄与するものと思われる。





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION