■事業の内容
沿岸施設の利用促進に関する調査研究 本調査研究は、ビーチの海洋性レクリエーション活動を安全かつ快適に楽しむために必要な海浜と水域面積を設定するとともに、ビーチ管理面で参考となる事例を収集し、安全かつ快適なビーチ利用を図るための方策を提案し、もって小型船舶等による健全なる利用振興に寄与することを目的とした。 (1) ビーチ利用実態調査 [1] 全国主要5ビーチをヒヤリング調査 (活動の種類、活動量、活動エリア、入り込数等) [2] ビーチ利用者ヒヤリング調査 (利用頻度、満足度、利用面積、利用施設等) [3] 機器メーカー等ヒヤリング調査 (機器の性能、安全性等) (2) ビーチ活動毎の必要面積の算定 ・ [1]の結果を踏まえ、委員会で検討 (3) 安全かつ快適なビーチ利用を図るための方策 ・ [1]、[2]を踏まえ、委員会で検討 (4) 報告書の作成・配布 [1] 作成部数………270部 B5版 128頁 図面・写真入 [2] 配布先 ………協会傘下会員、国の関係機関、関係団体等
■事業の成果
近年における海洋性レクリエーション活動の一段の活発化と多様化に伴い、高質なビーチの整備要請が高まってきています。しかし、ビーチの歴史が浅いため、現在その現状把握は十分とはいえない状態であることから、ビーチ管理者及びビーチ利用者等の、実態について調査するとともに安全で快適なビーチ利用を図るための基礎として利用することにより小型船舶等による健全なビーチの振興に大きな成果が予想される。
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