■事業の内容
(1) 運輸広報(運輸交通シリーズの発行)事業 [1] 記事内容 “車社会”及び“高速道路”に関することをテーマとして記述した。 [2] 発行部数 43,600部×2種類 [3] 発行年月日 平成2年1月16日 [4] 発行物の体裁 全書判(128ミリ×182ミリ) [5] 配布先 全国の中学校(11,008校) (2) 公共輸送機関利用者保護事業 [1] 内容 公共輸送機関に対する利用者の意見を吸い上げ、運輸行政の施策に反映させた。 [2] 推進員 運輸行政経験者又はこれに準ずる者に委嘱(300名) [3] 情報の提供 各地域におけるバス・タクシー、列車・船等に対する輸送サービスなどについて意見・要望が約300件も推進員から提供された。 [4] 推進員会議 各地方運輸局ごとに推進会議を開催した。
■事業の成果
運輸広報に関する事業については、運輸交通に関する諸知識をテーマとした小冊子(科学技術と交通・情報社会と交通)を全国の中学校に配布し、運輸広報活動の一環としての啓蒙を図った。その結果、全国の中学校の社会科において、地理、経済、政治などの教材として広く利用され、運輸に関する広報活動が推進された。 又公共輸送機関の利用者の利便増進に資する事業については、全国300名の推進員からバス、タクシー、鉄道等に対する利用者の意見、要望等が数多く寄せられ、これら意見等は行政当局において適切に対応され、地域運輸行政当局の施策に少なからず役立ち、もって公共輸送機関に対する利用者のサービス向上に寄与するものと思われる。
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