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■事業の内容

(1) 90年代観光行動計画の周知ならびにその展開の広報
[1] パンフレットの作成・配布
a. 題名   パンフレット『TAP90's』
b. 規格   A5判 24頁(表紙カラー)
c. 数量   10,000部
d. 内容   「観光に関する所見」、「TAP90'sの意義」、「TAP90'sの進め方」、「観光立県推進中央会議メンバー」、「観光立県推進会議の開催」、「観光立県推進地方会議開催対象地域選定基準」、「TAP90'sシンボルマーク及びキャッチフレーズ」他
e. 配布先  都道府県、地方運輸局、観光関係官庁、観光関係団体、日観協会員等
[2] PRレターの作成・配布
a. 題名   PRレター『観光立県推進運動』
b. 規格   A4判 本文16頁(写真入り)
c. 数量   年3回 各5,000部
d. 内容   No.1 第1回観光立県推進地方会議(熊本・長崎)の概要
No.2 第2回観光立県推進地方会議(宮城・山形)の概要
No.3 TAPキャンペーンの展開について
e. 配布先  都道府県、地方運輸局、中央官庁、観光関係団体、日観協会員等
(2) 観光立県推進会議の開催
[1] 観光立県推進中央会議
a. テーマ(会議名)  観光立県推進中央会議
b. 開催場所  持回り会議
c. 開催回数  1回
d. 開催月日  9月11日
e. 参加人員  24名
f. 内容    平成2年度の観光立県推進地方会議開催対象地域が次の通り決定された。
第3回 北海道
第4回 富山県・石川県・福井県
[2]-1 観光立県推進地方会議
a. テーマ   第1回地方会議「熊本・長崎」
b. 開催場所  熊本県・グリーンピア南阿蘇
有明海上・客船「おせあにっく ぐれいす」号
c. 開催回数  1回
d. 開催月日  平成元年4月13日(木)〜15日(土)
e. 参加人数  52名+事務局
f. 内容    瀬島龍三日本商工会議所特別顧問、細川護熈熊本県知事、高田勇長崎県知事を議長団として議事は行われ、熊本・長崎両県の実情を踏まえ、国際化への対応を含む90年代の観光振興方策を、[1]観光資源・観光施設、[2]交通アクセス、[3]サービス・人材・PR、[4]広域観光の四つの側面に分けて検討が行われ、報告がまとめられた。
 なお、地方会議の報告を踏まえ、両県では5月から8月まで全国的にイメージ・キャンペーンを、また11月から2月まで「黄金の旅街道 熊本・長崎」と題して、誘客キャンペーンを展開した。
[2]-2 観光立県推進地方会議
a. テーマ   第2回地方会議「宮城・山形」
b. 開催場所  山形県・山形グランドホテル
宮城県・ホテル大観荘
c. 開催回数  1回
d. 開催月日  平成元年6月26日(月)〜27日(火)
e. 参加人数  57名+事務局
f. 内容    瀬島龍三日本商工会議所特別顧問、本間俊太郎宮城県知事、板垣清一郎山形県知事を議長団として議事は行われ、宮城・山形両県の活性化と国際化への対応を含む観光振興方策について、[1]観光資源・観光施設、[2]交通アクセス、[3]サービス・人材・PR、[4]広域観光の四つの側面に分けて検討が行われ、報告がまとめられた。
 なお、地方会議の報告を踏まえ、両県では6月から10月まで、「サンライズ・サンセット 宮城・山形の旅」の全国キャンペーンを展開した。
[3] 観光立県推進会議準備会
a. テーマ   観光立県推進会議準備会
b. 開催場所  東京、熊本・長崎、宮城・山形、北海道、富山・石川・福井
c. 開催回数  11回
d. 開催日数  延べ27日
f. 内容    観光立県推進中央会議並びに地方会議開催準備のために、東京及び地方で準備会を開催し、中央と地方、官と民のきめこまかな打合せ等を行った。
[4] 事業報告書の作成
a. 題名   事業報告書
b. 規格   B5判
c. 数量   300部
d. 内容   平成元年度「90年代観光立県運動の推進」事業の実施内容の概要を紹介。
e. 配布先  都道府県、中央官庁、TAP関係者等
■事業の成果

4月、6月と開催された観光立県推進地方会議においては、当該県の観光関係者が改めて郷土を見直し、観光振興に向けての気持ちを新たにするとともに、中央委員との会議により、将来の指針をつかむことになった。
 第1回、第2回とも、2県が共同で会議を開催し、キャンペーンの展開を行ったことにより、従来なかった広域観光の意義と効果を確認することができた。
 第3回以後の地方会議開催希望県が23道県に及び、かつ複数県での開催希望が見られるなど、第1回、第2回の地方会議開催が全国各地に影響し、TAP90'sへの熱意の高まりをはかることができた。
 地方会議に続くキャンペーンはJRグループ、エアライン、旅行会社4社、広告代理店の協力を得て、これまでに見ない成果を上げることが出来、オフシーズン対策の有効性を確認できた。
 PRレター『観光立県推進運動』は、TAP90'sの展開について記録性を重視して編集し、各方面でTAPの広がりの認識を深めるのに大いに役立った。
 パンフレット新版は、TAP90'sの1年間の成果を加えて、コンパクトにまとめており、TAP'sの周知にはきわめて有効な小冊子と好評を得ている。





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