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■事業の内容

(1) 滑空機安全教育研修会
[1] 学科研修会
a. 期間    平成元年10月13日、10月28日、11月18日
(3回各夜間)
b. 開催場所  東京都港区 航空会館7F第2研修室
c. 受講人員  計97名
d. 内容    第1回 航空心理学
第2回 航空法
第3回 指導法、航空工学
[2] 実技研修会
a. 期間    第1期  8月 3日〜 8月 8日
第2期  8月 9日〜 8月15日
第3期  9月15日〜 9月17日
第4期 10月28日〜10月29日
b. 開催場所  群馬県邑楽郡板倉町 当クラブ板倉滑空場
c. 受講人員  第1期 14名
第2期 12名
第3期  7名
第4期  6名   計39名
d. 使用機材  曳航機    1機
滑空機    3機(単座機:1機、複座機:2機)
動力滑空機  1機
自動車    7台
e. 曳航方法  飛行機曳航
f. 内容    マンツーマンによる実技の安全教育
(2) テキストの作成
[1] 名称   滑空機安全教育テキスト 実技篇
部数   100部
内容   操縦指導法
配布先  参加研修生、航空局
[2] 名称   滑空機安全教育テキスト 学科篇
部数   3種 各200部(計600部)
内容   航空心理学、航空法(身体検査)、指導法、航空工学
配布先  参加受講者、航空局、全国滑空団体等
(3) 草刈機購入
[1] 機材名  草刈機(トラクター、ハンマーナイフモア 一式)
[2] 仕様   トラクターL2550T、ハンマーナイフモアHMA160
[3]数量   1台
[4] 配備先  群馬県邑楽郡板倉町 当クラブ板倉滑空場
■事業の成果

本事業は多年にわたって、グライダー指導員に対する再教育の企てとして、滑空界から大きく期待されている。
 参加人員の滑空界に占める割合は少ないとは云え、本事業開始以来、グライダーの事故発生率はいちじるしく減少している。今後もなお一層事故絶滅の方向へ進めるべく努力を続けることにより、航空業界の発展に大いに寄与するものと思われる。





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