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■事業の内容

(1) 観光総合講座(研修会)の開催
[1] テーマ   観光に関する基本的知識の研修
[2] 開催場所  全国8箇所(札幌市、花巻市、水戸市、富山市、京都市、松江市、高松市、那覇市)
[3] 開催回数  8回
[4] 開催日数  延べ16日(2日間×8箇所)
[5] 講師人数  延べ40人(5人×8箇所)
[6] 参加人数  延べ613人
[7] 内容    地方公共団体、主要観光団体、交通・旅行関係機関等の中核的観光関係者を対象とし、観光基礎総合知識に関する事項、観光計画に関する事項、情報、接遇に関する事項、観光地入込関係者統計のとり方に関する事項などから、各地域の事情に適した事項を組合せ、観光に関する基本的知識について研修を行った。
(2) 観光振興シンポジウムの開催
[1] テーマ   新たな余暇時代の対応を目指して
[2] 開催場所  北海道旭川市
[3] 開催回数  1回
[4] 開催日数  2日間
[5] 講師人数  6人
[6] 参加人数  270人(うち有料受講者201人)
[7] 内容    観光地を取り巻く最近の環境は、需要・供給の両面において急激な変化がみられる。この中にあって、観光事業者、観光関係団体、地方公共団体等の観光関係者を集め、既存の観光地を含めて、新たな余暇時代の中での観光地の新たな対応の仕方を、基調講演とパネルディスカッションを通し、参加者全員で考えていこうというものである。
■事業の成果

「真に豊かな社会」の実現のために、余暇の充実が叫ばれているが、観光は余暇活動の中で重要な位置を占めているだけではなく、社会の広汎な部門に関係している。そのため、観光関係の業務に従事する人は、専門的な知識だけではなく、広範囲な教養をもつ必要がある。
 本事業は、観光関係者の専門的知識及び広範囲の素養を高める一助とすることを目的としており、わが国の観光事業を取り巻く環境が大きく変化している中にあって、各地の実情を勘案しつつテーマを設定し、専門的知識の普及、受講者の教養の向上のために内容を吟味して実施し、各地で多数の受講者が集まった。
 その結果、観光事業従事者の意識を向上させるなど、これからの健全な社会づくりを担う人材の育成を通して、「真に豊かな社会」形成のために貢献したと思料される。





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