■事業の内容
(1) 少年社会参加モデル地区活動 地域等の環境等から特に少年の健全育成が必要な中から、全国を通じて52地区をモデル地区に指定し、2名の地区活動指定推進委員(学識又は経験のある者)を中心に社会参加推進協議会を開催し、その指導と計画のもとに社会参加活動を実施した。 環境美化等の社会参加活動381回(参加者約90,000人)、各種運動342回(参加者約74,000人)、大会等225回(参加者51,000人)など計1,557回約245,000人がこれに参加した。 (2) 参加記念ワッペン [1] 題名 参加記念ワッペン [2] 規格 直径6センチメートル、円形 [3] 数量 45,760個 [4] 内容 伸びる若木(少年)に小鳥を配し、社会参加活動と題す [5] 配布先 各都道府県防犯協会 (3) 健全育成読本 [1] 題名 みんな明るく健やかに [2] 規格 A5判 32ぺージ、4色刷 [3] 数量 45,760部 [4] 内容 明るい生活・住みよい社会、安全、遊ぶとき気をつけること、こんなことはやめよう [5] 配布先 各都道府県防犯協会 (4) 社会奉仕案内ポスター、ちらし等 ポスター B3,4色刷、20,000枚 ちらし B5判、4色刷、12万枚 報告書 B5判、50ぺージ、500冊 配布先 各都道府県防犯協会
■事業の成果
少年は、明日の日本国の担い手である。少年の非行防止、健全育成が重要視される所以である。 少年の健全育成の手法として、社会参加活動の必要性が叫ばれて既に久しい。 少年社会参加モデル地区活動は、少年の環境等の理由から、非行を防止し健全育成に効果的な地区について、社会参加を通じて、社会のルールをまもり、社会参加の喜びを体験し、あるいは他人を思いやることの大切さを自覚することにより、人間としての成長が期待されるものであることから、おおむね、校区単位にモデル地区を指定し、必要な指導と、資料を配布しモデル的な社会参加活動を展開することにより、地区内の児童の健全育成に資するとともに、その経験の輪を広め、広く少年の健全育成に貢献しているものと思われる。
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