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■事業の内容

(1) 滑空機指導員安全教育研修会
A. 学科研修会
山梨会場
期間    6/19
開催場所  山梨県北巨摩郡双葉町
日本航空学園視聴覚室
受講人員  110名
内容    航空安全
操縦、教育法
気象
航空法、操縦、教育法、整備
三重会場
期間    6/26
開催場所  三重県松阪市
松阪グリーンホテル会議室
受講人員  40名
内容    航空安全
操縦、教育法
気象
航空法、操縦、教育法、整備
東京会場
期間    6/25
開催場所  東京都中野区
中野サンプラザ研修室
受講人員  56名
内容    教育法
B. 実技研修会
期間    (1期) 8/ 1〜8/ 5
(2期) 8/ 6〜8/10  各5日間
(3期) 8/11〜8/15
開催場所  群馬県邑楽郡板倉町
当クラブ板倉滑空場
受講人員  1期 14名
2期 12名  計39名
3期 13名
使用機材  曳航機   1機
滑空機   3機 (単座機1機・複座機2機)
動力滑空機 1機
自動車   7台
曳航方法  飛行機曳航
内容    マンツーマンによる実技の安全教育
C. テキストの作成
名称    滑空機指導員安全教育テキスト
部数    500部
内容    教育技法、地文航空、気象等
配布先   参加研修生、航空局、全国滑空団体等
(含各大学航空部)
(2) 滑空機曳航用飛行機購入
機材名   航空機(パイバースーパー  1989年式 PA-18-150型)
仕様    PA 8/150 高翼単葉、尾輪式
エンジン150馬力、鋼管羽布張、縦列2人乗  新造機
数量    1機
配布先   群馬県邑楽郡板倉町
当クラブ板倉滑空場
実技研修会
[1] テーマ   滑空機指導員の安全教育研修
[2] 開催場所  群馬県邑楽郡板倉町当クラブ板倉滑空場
[3] 開催回数  3回
[4] 開催日数  15日(1期 5日間)
[5] 講師人数  14名
[6] 参加人員  39名  第1期 14名
第2期 12名
第3期 13名
[7] 内容    複座滑空機2機 単座滑空機1機
曳航機1機、動力滑空機1機を使用して、各種操舵法等(エマージェンシーからの回復等)マンツーマンによる実技の安全教育を実施した。
※ 本事業は平成元年9月30日完了予定である。
■事業の成果

補助事業に認定を受けてから9年、第9回目の滑空機指導員安全教育研修事業を実施できた。
 本事業は多年にわたって、グライダー指導員に対する再教育の企てとして、滑空界から大きく期待されている。
 参加人員の滑空界に占める割合は少ないとは云え、本事業開始以来、グライダーの事故発生率はいちじるしく減少している。今後もなお一層事故絶滅の方向へ進めるべく努力を続け、航空業界の発展に寄与するものと思われる。





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