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■事業の内容

(1) トラック運送事業の動向と情報化
 既存資料並びにヒアリング調査により、トラック運送事業者の現状と業界をとりまく環境の変化について把握するとともに、情報化の現状とその必要性についてとりまとめた。
(2) 近畿地方に歩けるトラック運送事業の情報化に関する実態調査
 トラック運送事業者(500社)、トラック運送事業協同組合(300組合)及び荷主企業(15社)を対象にアンケート及びヒアリング調査を実施し、情報化の取り組み状況や共同利用型情報システムヘの参加意向等について把握した。
(3) トラック輸送に係る情報ネットワークシステムの提案
 上記(1)(2)の調査結果をもとに、情報センター機能や考えられる情報システム及び規模別モデルシステムについて検討した。
(4) 情報ネットワークシステムの実現に向けて
 情報ネットワークシステム構築の実現に当たり、運営方法、ステージプラン及び課題と対策について検討した。
(5) 調査のまとめ、報告書の作成
 以上の調査結果に基づき委員会で検討のうえ、報告書を作成した。
■事業の成果

事業者が求める情報を基本として、企業の経営規模、投下資本量、運営主体等種々のバリエーションに対応できる5つのシステムを提案するとともに、システム構築に当たっての運営方法、ステージプラン並びに、実現に向けての課題と対策を解明した。
 この報告書が、トラック運送事業者の情報化に対する理解とイメージ形成の一助となるとともに、情報ネットワーク化に向けての一つのインパクトになるものと思われる。





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