■事業の内容
(1) 観光振興シンポジウム [1] テーマ シンポジウム統一テーマ 都市づくりと観光地づくりの接点 [2] 開催場所 福岡県・北九州市、九州厚生年金会館 [3] 開催回数 1回 [4] 開催日数 2日間 11月1日〜2日 [5] 講師人数 3名 パネリスト3名 司会1名 [6] 参加人員 236名 [7] 内容 新と旧、動と静、聖と俗といった要素を揮然と持ちあわせている都市。それが人々に大きな感動を呼ぶ昨今、都市は立派な観光地といってもおかしくはない。新しい都市づくりを考えることは、そのまま観光地づくりを考えてゆくことにつながってゆく。 本シンポジウムにおいては、地域振興が叫ばれふるさと論がさかんに語られる中で、魅力ある都市づくりと観光地づくりの接点を探った。 (2) 観光総合講座の開催(第1回〜第8回) 第1回観光総合講座 (東北支部) 期日 :7月8日(金)〜9日(土) 場所 :青森県・青森市、青森国際ホテル 受講者:101名 テーマ及び講師 「交通体系の変化と観光地づくり」 奈良 繁雄 (社)日本観光協会常務理事・業務部長 「私の青森県に歩ける観光事業」 杉本 行雄 十和田開発(株)取締役社長 「観光と地域イベントの方向性」 二瓶 長記 (株)タップクリエート代表取締役 「青函新時代を迎えて」 有山 忠男 (有)ライヴ環境計画取締役観光・公園部長 「いま求められているサービス」 竹村 卓也 東京・レジャー記者の会幹事 東京・観光人倶楽部顧問 第2回観光総合講座(中国支部) 期日 :7月20日(水)〜21日(木) 場所 :広島県・宮島町、観光会館 受講者:91名 テーマ及び講師 「観光のマーケティング」 田内 幸一 一橋大学商学部教授 「90年代へ向けての観光地づくりの視点」 内田 州昭 (社)日本観光協会総務部企画広報課長 「観光地の総合的なイメージアップ戦略」 牧谷 孝則 (株)コミュニティ&コミュニケーション代表取締役 「観光地よ何処へ行く」 古賀 学 (株)日本観光協会業務部調査課長 「接客サービスのありかた」 右佐林勝好 (株)日本交通公社広島支店長 第3回観光総合講座(中部支部) 期日 :9月8日(木)〜9日(金) 場所 :岐阜県・岐阜市、厚生年金健康福祉センター 受講者:93名 テーマ及び講師 「観光レクリエーションの将来動向予測について」 捧 富雄 (社)日本観光協会・業務部主査 「リゾート時代と地域」 猪爪 範子 地域総合研究所 「中央リニアエクスプレス構想と観光」 須田 寛 東海旅客鉄道(株)社長 「私の旅」-鷹を追って- 中島 欣也 日本タカワシ研究センター常務理事・所長 「ぎふ中部未来博覧会の開催について」 井神 健雄 岐阜県博覧会推進局課長 第4回観光総合講座(九州支部) 期日 :10月13日(木)〜14日(金) 場所 :大分県・別府市、私学共済組合別府宿泊所 受講者:65名 テーマ及び講師 「旅する心」 平松 鷹史 平松鷹史ペン工房主宰 「リゾート開発について」 竹内 侃克 東京急行電鉄(株)リゾート事業部開発部副参与 「観光地づくり・ニュートレンド」 豊川 洋 (社)日本観光協会情報システム部調査役 「別府の民俗と芸能」 松岡 実 日本民俗学会会員 「モビリティとパッション」 志賀 哲夫 (株)博報堂マーケティング局研究開発1部 マーケティング開発ディレクター 「日本のリゾートについて海から考える」 -21世紀の展望- 大儀見 薫 (株)朝日海洋代表取締役会長 第5回観光総合講座(関東支部) 期日 :11月10日(木)〜11日(金) 場所 :栃木県・宇都宮市、栃木県職員会館 受講者:114名 テーマ及び講師(案) 「栃木県リゾート地域整備構想」 -日光・那須リゾートライン構想について- 木曽 弘 栃木県企画部リゾート地域振興班班長 「リゾート時代に向って旅館が取組むべき課題」 佐藤 陸雄 (株)ティーエムシー取締役 「観光情報の提供現場からのリポート」 荻原 武夫 交通公社旅行情報開発センター業務部長 「国内における観光開発の現状と動き」 古賀 学 (社)日本観光協会業務部調査課長 「客の求めるサービスとは」 田辺 英蔵 (株)ミナミ企画代表取締役社長 元後楽園スタジアム副社長 元熱海後楽園ホテル社長 第6回観光総合講座(北海道支部) 期日 :12月8日(木)〜9日(金) 場所 :北海道・千歳市、千歳エアーポートホテル 受講者:82名 テーマ及び講師 「北海道の観光とサービス」 比企泰一郎 センチュリーローヤルホテル常務取締役 「北海道の自然と観光」 大井 道夫 (財)国立公園協会理事長 「北海道の観光施策概要」 沢田 豊 北海道商工労働観光部観光室長 「観光レクリエーションの現状と将来展望」 奈良 繁雄 (社)日本観光協会常務理事・業務部長 「第2ラウンドにはいった観光地づくり」 -知恵比べから心比べへ- 鈴木 輝隆 山梨県企画管理局企画課副主査 第7回観光総合講座(四国支部) 期日:1月26日(木)〜27日(金) 場所:愛媛県・松山市、宝荘ホテル 受講者:99名 テーマ及び講師 「観光と交通」 雨宮 武男 (社)日本観光協会常務理事・総務部長 「接遇の原点」 青木 孝誠 (株)ホテルニューオータニ マネージメント サービス部研修担当部長 「女性の求める観光地」 小川 善久 近畿日本ツーリスト出版事業部 「ジョイフル」編集長 「リゾート開発と地域振興」 毛塚 宏 (株)ラック計画研究所主任研究員 「今からの地方の官民一体の観光開発のあり方」 久門 渡 (株)西条金属社長 西条商工会議所会頭 第8回観光総合講座(関西支部) 期日 :2月9日(木)〜10日(金) 場所 :京都府・京都市、京都タワーホテル 受講者:105名 テーマ及び講師 「国内観光の動向について」 奈良 繁雄 (社)日本観光協会常務理事・業務部長 「外国人が日本の観光地に望むもの」 塩沢 潔 国際観光振興会京都ツーリイトインフォメーションセンター所長 「旅と味覚」 寺尾 宗冬 旅行ペンクラブ会員 「リゾート開発について」 樋渡 牧人 (株)ジェド・日本環境ダイナミックス取締役副所長 「女性の旅」 松代 洋子 (株)日本交通公社東京道玄坂支店長
■事業の成果
本年度の研修内容は国際化時代を迎えた現在、いかにして各観光地において対応していくか、また観光地づくりを行なっていくか等各地の実情にあったテーマを設定し、実施した結果、多くの受講者を集め、観光に関する基本的知識の普及に貢献するものと思われる。
|
|