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■事業の内容

生活文化の向上に伴い、海は広く国民のレジャーの場として利用されるほか、各種の海洋工事が盛んに行われるようになったが、海の利用が進むにつれて、多様な事故の増加が懸念されるところである。
 こうした現状に鑑み、海難防止、救難、防災、海上交通安全、海上犯罪の防止取締り等広範な学問領域を占める海上保安業務に関連する内外の学術図書、参考分献等を整理して、一般の人々に開放し、海事関係者のみならず、海上保安大学校の教官、学生の研究資料としても活用するため、下記のとおり、図書文献を購入し整備した。
(1) 図書等の購入数量   1,332冊
(2) 図書等の種類
 海上保安業務に関連する内外の学術図書・文献等
(3) 図書等の整備場所
 海上保安資料館
(広島県呉市所在、海上保安大学校校内)
■事業の成果

海難防止、救難、防災、海上交通安全、海上犯罪の防止、取締り等、広範な学問領域を占める海上保安業務に関連する内外の学術図書、参考文献等を呉市所在の海上保安大学校校内の海上保安資料館に整備したことにより、年間3〜4千人(61年度実績延3,585人)に上る海事関係者等の来館者は勿論、海上保安大学校の教官、学生の研究資料としても活用され海上保安思想の周知、啓発に大いに寄与するものと思料される。





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