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■事業の内容

新海洋法秩序の成立、SAR条約の発効など最近における我が国海上保安業務の急激な国際化に対応し、関係諸国との情報交換等相互協力の重要性が高まっているため、次の資料を作成して、内外関係機関等に配付し海上保安業務の推進に協力した。
[1] 定期刊行物の発行
a. 規格  B5版 オフセット印刷 約35頁
b. 部数  500部×2回
c. 内容  内外の海上保安関係業務資料及び情報等について
[2] 領海警備体制の調査
a. 規格  B5版 オフセット印刷 約70頁
b. 部数  200部
c. 内容  中国、イギリス、フランス、西ドイツ、アメリカ、カナダ、メキシコ、フィリッピン、インドネシア、韓国、の領海警備体制に関する法律、制度と運用の実態について
■事業の成果

最近におけるわが国海上保安業務の急激な国際化に対応して、業務の交流、提携及び協力の推進を図るためには、関係諸国とのより一層の相互理解を図る必要がある。
 本事業においては、海上保安庁の指導のもとに次のような資料を作成し、広く関係機関等に配布したが、現下の国際的海上保安業務の推進に大きく寄与しているものと思料される。特に領海警備体制の調査については、海上保安庁をはじめ関係機関における参考資料として活用されるものと思料される。
[1] 定期刊行物について
 昭和59年度に発行して以来4年目を迎え、内容も号を追って充実され日頃海上保安庁の第一線で国際的事案の処理に当っている巡視船艇まで配付しており現下の国際的海上保安業務の推進に大きく寄与しているものと思料される。
[2] 世界10ケ国における領海警備体制の主として制度面と運用の実態について調査したものであるが、我が国の領海警備体制を検討する際の資料として活用されるものと思料される。





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