日本財団 図書館


■事業の内容

新海洋法秩序の成立、SAR条約の発効など最近における我が国海上保安業務の急激な国際化に対応し、円滑な業務の推進をはかるため、次の資料を作成して、内外関係機関等に配付し現状の周知を図った。
(1) 英語版海上保安白書の作成
[1] 規格  ・ A4版 オフセット印刷 約90頁
[2] 部数  ・ 500部
[3] 内容  国際化と海洋利用の進展に対応する海上保安、海上保安をめぐる主な動き、海上治安の維持、海難救助と海上交通の安全確保、海洋汚染防止と海上防災、海洋調査と海洋情報の提供、航路標識の現状と整備、海上保安に関する国際活動、海上保安体制の現状
(2) 定期刊行物の発行
[1] 名称  COMPASS
[2] 規格  B5版 オフセット印刷 約35頁
[3] 部数  500部×2回
[4] 内容  内外の海上保安関係業務資料及び情報
■事業の成果

(1) 英語版海上保安白書の作成
 昭和59年度に続き2回目の発行であるが、海上保安体制の整備、装備の充実、船艇の増強等その内容について外国人に広報効果があり、在日外国大使館からも引き合いがあるなど、関心を抱いている国も多く、国際的海上保安業務の推進に大きく寄与しているものと思料される。
(2) 定期刊行物の発行
 昭和59年度に発行して以来3年目を迎え、内容も号を追って充実され、日頃海上保安庁の第一線で国際的事案の処理に当っている巡視船艇まで定着しており現下の国際的海上保安業務の推進に大きく寄与しているものと思料される。





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION