■事業の内容
『採集と飼育』の刊行普及 1) 題名 自然観察誌「採集と飼育」 2) 規格 B5判/各号46ぺージ(表紙・口絵4色6ぺージ、本文1色刷40ぺージ。61年9月号から表紙本文ともオフセット印刷:61年11月号は本文1色刷48ぺージ) 3) 数量 各月1号刊行、4月号〜3月号、計12号、各号300部、年間計3,600部 4) 内容 自然のなりたちやしくみなどの解説、観察と実験の記録、見近な動植物の研究情報、野生生物の輸出入に係る問題となっている「ワシントン条約」を特集テーマにとりあげるなど、自然ことに生物学に関心のある人や小、中高校の理科教師に興味ある内容とした。 5) 配布先 皇室、文部省、国公立教育センター、国公立図書館、国公立博物館、大英博物館等
■事業の成果
本年度における本誌は、専門学者の執筆による特集記事に力点をおき、小・中高の理科教師の自由研究資料となすために、見近な動植物、地学の内容として企画構成した。 また、研究者、同好者等の発表の場をはかり、自然観察に関する研究心を啓発するとともに、本誌委員会委員ならびに専門研究者による校閲を得て、投稿原稿の質的向上をもはかった。 本事業の実施による動植物などの観察、研究ならびに生物学の進歩などを紹介したことによって、同好者、研究者、教育者などの便益に供したことは、理科教育の一助となし、もって一般に広く科学知識普及に資するところ大なるものがある。
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