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■事業の内容

ア. 保育指導書の発行
指導書名  保育所健康管理講座
[1] 保育所入所児童の健康実態
[2] 保育所の健康管理
部数    各11,000部
規格    A5判・本文9P横組・178頁
内容    保育所入所児童の健康管理の実施を解説
配布先   保育所・都道府県・指定都市・その他
編集委員  関係者5名
イ. 永年勤続保育者の表彰
表彰人員  都道府県・指定都市×5名 計284名
選考基準  認可保育所に30年以上勤続している保育所長及び20年以上勤務している有資格保母等を選考委員会で選考した。
表彰式   東京で開催
選考委員  関係者10名以内
ウ. 保育所保母研修会
参加人員  1開催地 約200名 8県
研修場所  都道府県(市)
(1)音楽リズム、(2)体育遊び、(3)言語活動、(4)造形活動等、の実技指導を中心とした研修会を行い、保育内容の向上を図った。
期間    2日間
実行委員  関係者5名
エ. 子どもを伸ばす両親講座
開催場所  各都道府県(市) 34カ所
参加人員  開催地毎100名
期間    1日
内容    保育所保護者会の幹部に対し、保育所の機能と保育内容を理解させるとともに、子育てについての教育と相談を通じて子どもの健全な成長を図った。
企画委員  関係者5名
オ. 指導保育者の海外研修
人員    都道府県・指定都市より25名
推せん方法 認可保育所に働く指導的立場にある保育者を推せんさせ、選考委員会で選考した。
ヨーロッパの先進国数カ国(オーストリア、スイス、フランス)を対象とし、その国の児童福祉の実情を研修し、専門的な知識および保育技術を習得した。
期間    13日間
選考委員  関係者5名
■事業の成果

近年における核家族化の進行、婦人就労の増加、育児意識の変化などに伴い育児の面でさまざまな問題が発生してきているが、これらに対しては、児童のみならず、若い保護者に対する指導をも必要としている現状から本事業により保育従事者に対し、保育理論及び技術の指導者の発行、海外の保育実情の研修、永年勤続保育者の表彰、保育所保母の地区別研修会及び子どもを伸ばす両親講座を行ったことは、保育事業従事者等の知識の向上を図り、もって児童福祉の向上に資するところ大なるものがある。





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