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■事業の内容

イ 永年勤続保育者の表彰
(1) 表彰人員  242名 都道府県・指定都市×5
(2) 選考基準  認可保育所に30年以上勤務している保育所長及び20年以上勤務している有資格保母等を選考委員会で選考。
(3) 表彰式   東京で開催
(4) 選考委員  関係者10名
ロ 保育所保母研修会
(1) 研修内容  音楽リズム、体育遊び、言語活動、造形活動等の実技指導を中心とした研修会を行い保育内容の向上を図った。
(2) 研修場所  都道府県(市) 8ケ所
(3) 開催日数  1か所     2日間
(4) 参加人員  1開催地    約150名
(5) 実行委員  関係者    5名
ハ 子どもを伸ばす両親講座
(1) 講座内容  保育所保護者会の幹部に対し、保育所の機能と保育内容を理解させるとともに、子育てについての教育と相談を通じて子どもの健全な成長を図る。
(2) 開催場所  都道府県(市) 34ケ所
(3) 開催日数  1か所     1日
(4) 参加人員  1開催地    約100名
(5) 企画委員  5名
ニ 保育指導書の発行
(1) 書名    保育実践講座-「乳児保育の実践と保育方法」「保育実践の理念」
(2) 規格    A5判、表紙アート、9p組、各261頁
(3) 部数    各11,000部
(4) 内容    保育の理論及び技術について詳細に解説
(5) 配布先   保育所、都道府県、指定都市、その他
(6) 編集委員  関係者5名
ホ 指導保育者の海外研修
(1) 派遣先   イギリス、オーストリア、西ドイツ
(2) 派遣人員  25名
(3) 派遣対象者 認可保育所に働く指導的立場の保育者
(4) 派遣日数  13日間 (9/8〜9/20)
(5) 研修内容  訪問国の児童福祉所管省、団体、保育所等を訪問し、制度、保育内容、設備教材、地域社会とのかかわり等について研修を行った。
■事業の成果

近年における核家族化の進行、婦人就労の増加、育児意識の変化などに伴い育児の面でさまざまな問題が発生してきているが、これらに対しては、児童のみならず、若い保護者に対する指導をも必要としている現状から本事業により保育従事者に対し、保育理論及び技術の指導者の発行、海外の保育実情の研修、永年勤続保育者の表彰、保育所保母の地区別研修会及び子どもを伸ばず両親講座を行ったことは、保育事業従事者等の知識の向上を図り、もって児童福祉の向上に資するところ大なるものがある。





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