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■事業の内容

イ ボランティア思想の普及活動
 PRパンフレット、機関誌を活用してボランティアの広報活動及び活動状況を紹介するとともに講演会を開催した。
[1] 講演会
場所   東京(3回)
期間   10/19、12/11、2/5
参加者  延338名
内容   ○ ボランティアと自己開発
○ 日本の福祉活動における現在のボランティアの参与と将来への展望
○ イギリスと北欧における老人ケアとターミナル・ケアの実情
○ 健康づくりとボランティア活動
ロ ボランティアの教育
ヘルスボランティア養成講座を春期、秋期に分け2回実施した。
○ 春期  4月19日〜 7月26日  延274人
○ 秋期  9月17日〜11月26日  延226人
ハ ボランティア活動の相談指導
個別相談 延15件
ニ 海外研修調査
[1] 調査場所  英国、スウェーデン、ノルウェー
[2] 調査期間  12日間(10/27〜11/7)
[3] 派遣員   1名
[4] 調査内容  ○ 病院、老人施設、ホスピス、訪問看護における看護ケアシステム
○ ホスピスチームにおけるボランティアの役割
○ ボランティアの養成教育プログラム
ホ ボランティア活動状況調査
今年度ヘルスボランティア養成講座終了者の動向について調査
調査対象者  延48名
■事業の成果

真の医療は単に医師又は看護婦による医療だけでなしに患者の訴えをよく聞き、患者を慰め、力づけてやる家人や友人の治療援助が必要であるが、現在の日本の医療システムでは医師・看護婦共に多忙のため患者のニードがみたされておらず、もっと患者の側にたった医療がなされるべきである。先進国ではこの問題を見事にボランティア-活動で解決している現状であり、我が国にもこのシステムを導入して、医療のレベルを高めることが望ましい。本事業により医療看護のボランティア-を養成して、患者や家族のニードに応える運動を展開することにより、日本の医療に寄与するところ大なるものがある。





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