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■事業の内容

A 研修
 地方公共団体、主要観光団体、交通、旅行関係機関等の中核的観光関係者を対象とし、観光に関する基本的知識について研修を行う。
1) 研修内容
[1] 観光基礎総合知識に関する事項
[2] 観光計画に関する事項
[3] 情報・接遇に関する事項
[4] 観光地入込観光者統計のとり方に関する事項
等地域事情に適した事項を組み合わせて実施した。
2) 研修場所、期間及び参加者数
 全国8カ所(佐賀県嬉野町、松江市、熱海市、岐阜県下呂町、松山市、札幌市、福島市、京都市)において研修会を2日づつ行い、計528人の参加者を得た。
3) テキスト作成 各回100部
B シンポジウム
 観光事業者、観光関係団体、地方公共団等の観光関係者等を対象とし、観光の活性化に関するシンポジウムを、講演、討議等によって行った。
昭和59年9月11日〜12日
山形市「山形グランドホテル」
参加者 150名

■事業の成果

観光は社会の広汎な部門に関係しており、そのため観光関係の業務に従事する人は専門的かつ広範な知識をもつ必要がある。また、観光地づくり、観光施設経営等観光振興のためには、それに従事する人材の果たす役割は極めて大切である。
 よって、観光関係者の観光する専門的知識と教養を高め、人づくりの一助とするため観光関係従事者の研修を行い、また近年、経済的・社会的諸条件の変化に伴い、観光事業そのものも大きな転換期を迎え、関係者がその対応に苦慮していることから、関係各界の人々が一堂に会して問題点の提起、検討を行い、その対応策を探るシンポジウムを開催したことにより観光事業の育成及び健全な発展に寄与するところ大なるものであると思われる。





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