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■事業の内容

A 地域におけるモデル消防力の研究開発
1) 研究内容
1) 消防力の実態及び消防力に関するニーズを明らかにするため、消防力及び市町村消防施設整備計画の実施調査並びに現地調査実施
2) 消防力の基準に関するこれまでの検討結果及び[1]の結果をもとに現行消防力の基準の問題点を整理検討
3) 1)2)の検討をもとに、消防力の実態及びニーズに沿った消防力のあり方を検討
2) 研究方法
 本研究は、消防行政関係職員、学識経験者及び防災関係団体職員からなる「消防力検討委員会」を設置し、6回にわたる委員会を開催して審議をすすめた。
3) 報告書の作成及び配布
 研究委員会において、その成果としての報告書をまとめ、A4版により300部を作成して都道府県及び主要都市等へ配布した。
[1] 規格   A4判 ワープロ印刷 153頁
[2] 部数   300部
[3] 配布先  都道府県及び主要都市等
B 火災対応シミュレーションモデルの研究開発
1) 研究内容
1) 調査研究の目的と方法に関する検討
2) 百貨店及び旅館、ホテル等の自衛消防体制の現状と問題点等の検討
3) 火災時における自衛消防活動と火災状況の時系列的分析
4) 建物、自衛消防組織に応じた火災対応活動の検討
5) 自衛消防活動の教育訓練のためのシミュレーションモデル開発にあたっての課題
2) 研究方法
 本研究は、消防行政関係職員、学識経験者及び防災関係団体職員からなる「火災対応シミュレーションモデル研究委員会」を設置し、8回にわたる委員会及び専門委員会を開催して審議をすすめた。
3) 報告書の作成及び配布
 研究委員会において、その成果としての報告書をまとめ、A4版により250部作成し都道府県及び主要都市へ配布した。
[1] 規格   A4判 タイプオフセット印刷 169頁
[2] 部数   250部
[3] 配布先  都道府県及び主要都市等
■事業の成果

社会経済の発展とともに災害の予防と防止はますます重要な課題となってさており、消防行政機関が行う施策内容もますます増大し、複雑化してきている。
 これに伴い市町村における地域防災に関する適確な対応策の策定が要請されており、早急に、かつ科学的な検討が必要となっている。本事業の実施はこれら対応策の策定に必要な消防情報処理技術の研究開発に大きく資するものと思われる。





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