日本財団 図書館


■事業の内容

A モーターボート又はセールボートヘの乗船及び説明会
1) テーマ      海は友だち
2) 開催場所     協会傘下の59マリーナ
3) 開催回数及び日数 期間中1マリーナ 2回開催
4) 内容
[1] 説明会    期間中1マリーナ1回開催につき1時間
(初歩的知識の修得とモラル向上等を図る説明会)
[2] 乗船時間割  イ モーターボート乗船・期間中1マリーナ1回開催につき50分単位で3稼働(1隻使用)
ロ セールボート乗船 ・期間中1マリーナ1回開催につき50分単位で3稼動(1隻使用)
[3] 参加者記念品の作製・配付
 参加者記念食品4,200個(1マリーナ平均70個)を作製し、マリーンウィークに参加する小中学生を主体に配付した。
[4] ポスターの作製・配付
 マリーンウィーク開催の周知ポスター1,480枚を作製し、開催マリーナ(1マリーナ20枚)及び非開催マリーナ、関連団体等(各2枚)に配付し、適宜掲示した。
[5] 指導、啓蒙用パンフレットの作製・配付
 指導、啓蒙用パンフレット6,200部を作製し、マリーンウィーク参加者への説明会テキスト用(4,200部)及び一般利用者の指導啓蒙用(2,000部)として配付した。
[6] 救命胴衣(子供用)の購入・貸与
 マリーンウィーク開催マリーナにおいて、子供用救命胴衣の保有が少いため協会で16着を購入し、新規開催マリーナ1社(1マリーナ16着)に貸与した。
5) 講師人数
1マリーナにつき  イ 説明会講師  1人
ロ 乗船指導員  2人
6) 参加入員
延4,500名 (1マリーナ平均76名)
B 海をきれいにする運動(ごみ収集用ポリ袋(35cm×55cm)の作製・配布)
1) テーマ  海をきれいに
2) 期間   年間を通して、なお、マリーンウィーク開催期間の7日間を特に強化週間とした。
3) 作製及び配布の時期
 マリーンウィーク開催の時期に併せて作製し、少なくとも、ウィーク開催の1週間前に全会員マリーナに配布した。
4) ごみ収集用ポリ袋の作製枚数及び配布等
 スローガン(運動の趣旨等)を印刷したもの240,000枚を作製し、1会員マリーナ2,000枚を送付して所属オーナー等に配布するとともにウィーク終了後も年間を通して目的に添った使用をした。
■事業の成果

[1] マリーンウィークの期間中(昭和57年7月25日〜7月31日)協会
 傘下のマリーナ59個所を開放して、地域住民を対象にマリーナに対する理解を深めると共に、海に親しみを持たせ海洋性レクリェーションの底辺拡大と、健全な海事思想の普及に寄与することを目的として、海洋性レクリェーションに関する説明会とモーターボート又はセールボートヘの乗船を通じて、ルール、マナーの教育と初歩的な操船指導等を行ったことにより、当初の目的である健全な海事思想の普及と、マリーナに対する理解を深めるために、大なる成果を得たものと思われる。
[2] 海をきれいにする運動
 ヨット、モーターボート教室の参加者及び会員マリーナの利用者を対象として、海をきれいに大切にする意識の高揚を図るため、ポスターによる呼びかけ、ゴミの持帰り、海浜の清掃等を行ったことにより、海洋環境の保全を図るために大きな役割を果たしたものと思われる。





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION