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■事業の内容

A 専門学者講演会開催
(1) 21世紀をめざす講演会(第11回)
1) テーマ   豊かな未来のために、いま私たちの考えることは何か
2) 開催回数  1回
3) 開催場所  東京
4) 内容    海外の一流専門学者であり、光合成環元回路の発見者、ノーベル化学賞受賞者(1961)メルビン=カルビン博士(現カリフォルニア大学教授)を招聘して、21世紀におけるエネルギー資源植物について、最も新しい科学情報をまじえて講演会を実施し、広く一般の関心を喚起した。
5) 講師人員  1名(海外講師)
6) 参加定員  733名
7) 対象    学生、ビジネスマン、報道関係者、一般
(2) 国連:世界コミニケーション年協賛公開セミナー(事業計画の変更による実施)
 (昭和58年11月1日付、JSS-58-補A-8、実施内容および支出計画の変更届、昭和58年11月21日付、日船振第424号承認)
1) テーマ   「日米情報産業の新展開」
2) 開催回数  1回
3) 開催場所  東京
4) 内容    1983(昭和58年)は、国連総会が定めた世界コミュニケーション年であり「コミュニケーションインフラストラクチャー(通信による社会的基盤)の発展」というテーマのもとで、わが国においても種々の記念行事が進められているのに則り、本公開セミナーでは、日米における情報産業の新しい展開を展望し、郵政省、世界コミュニケーション年国内委員会の後援、(財)電気通信総合研究所(以下「電総研」と記入)との共催により、世界コミュニケーション年の意義を広く一般に啓発した。
5) 講師人員  5名
6) 参加定員  128名
7) 対象    学生、ビジネスマン、報道関係者、一般。
B 自然に親しむ教育の推進研究
1) 研究項目  自然に親しむ会の実践研究
2) 研究内容
自然をみるつどいの開催
[1] 開催回数  4回
[2] 開催場所  東京近郊3回、東京近県1回
[3] 内容    自然を科学的にとらえる見方を身につけさせるとともに、心身の健康を養い、自然環境保全の重要性を知らしめた。
[4] 講師人員  各回2名(補助員2名)
[5] 参加定員  計166名
C 生物委託研究
1) 研究項目  『マメ科有用資源種便覧』のための調査と原稿作成
2) 研究内容
[1] 国内調査
イ 研究室実験(染色体観察等)
ロ 圃場実験(播種栽培等)
ハ 国内資料収集、栽培状況調査(四国地区1名、1回、2泊3日)
ニ 文献・資料整理、比較検討
[2] 海外調査
イ 南北の野生種、栽培種の探査と収集(ベネズエラ・コロンビア・ペルー・ブラジル・チリ地区、1名、1回、46泊47日、1名、1回、31泊32日)
[3] 『マメ科有用資源種便覧』の原稿執筆

■事業の成果

本事業により内外の科学者、技術者、ならびに科学技術に関心のある者相互の協力と親善を図り、科学の研究を奨励し技術の開発を促進し、広く一般にその成果を伝達したことは、科学教育と一般文化の向上に寄与するところ大なるものがある。





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