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■事業の内容

海上保安業務に携わる要人が来日したのを機会に講演会を開催し、わが国海上保安業務担当者等の意見交換を実施し国際的な海上保安業務の推進をはかるとともに、各講師の講演要旨を印刷のうえ、海上保安庁各出先機関に配布した。
(1) 第1回講演会(58.7.7)
a. 開催場所  東京 竹橋会館
b. 講演者   米国西太平洋救難調整本部司令官 マクレーン中佐
c. 講演内容  WESTPACRCCについて
d. 参加人員  約30名
(2) 第2回講演会(58.9.9)
a. 開催場所  広島 海上保安大学校
b. 講演者   米国沿岸警備隊第14管区司令官 ロビンス少将
c. 講演内容  コーストガードアカデミーについて
d. 参加人員  約20O名
(3) 第3回講演会(59.2.10)
a. 開催場所  東京 霞友会館
b. 講演者   英国大使館海軍駐在武宮 フォーレスト大佐
c. 講演内容  英国の海上捜索救難制度について
d. 参加人員  約30名
(4) 第4回講演会(59.3.6)
a. 開演場所  東京 海上保安庁
b. 講演者   オーストラリア運輸省 エクルズ第一次官補
c. 講演内容  オーストラリアにおける海上捜索救助システム及び組織について
d. 参加人員  約100名
■事業の成果

最近におけるわが国の海上保安業務の急速な国際化に伴い、海外の海上保安業務の流れの中におけるわが国の海上保安業務の重要性を周知認識する必要がある。
 本事業においては、海上保安庁指導のもとに、海上保安業務に携わる要人が来日した際に海外におけるコーストガード等の現状について講演会を開催するとともに、わが国海上保安業務担当者等と意見、情報交換を実施した。
 また、前述のとおり各講師による講演要旨を印刷し、海上保安庁各出先機関に配布し周知をはかった。
 この結果、各国における海上保安業務の概要を各職員が知悉することができ、今後のわが国海上保安業務の推進に大きく寄与するものと思料されます。





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