■事業の内容
(1) 事業計画の内容 A 研修 地方公共団体、主要観光団体、交通、旅行関係機関等の中核的観光関係者を対象とし、観光に関する基本的知識について研修会を行った。 1) 研修内容 [1] 観光基礎総合知識に関する事項 [2] 観光計画に関する事項 [3] 情報・接遇に関する事項 [4] 観光地入込観光者統計のとり方に関する事項 等地域事情に適した事項を組み合わせる。 2) 研修場所、期間及び参加人員 [1] 58. 7. 7(木)〜 8(金) 広島市 51名 [2] 58. 9.20(火)〜21(水) 高知市 93名 [3] 58.10. 6(木)〜 7(金) 山梨県石和町 60名 [4] 58.10.11(火)〜12(水) 高岡市 70名 [5] 58.11. 1(火)〜 2(水) 函館市 31名 [6] 59. 2. 2(木)〜 3(金) 京都市 75名 [7] 59. 2. 1(水)〜 2(木) 岩手県花巻市 98名 [8] 59. 2.22(水)〜23(木) 鹿児島市 79名 B シンポジウム 1) シンポジウム内容 観光事業者、観光関係団体、地方公共団体等の観光関係者等を対象とし、観光の活性化に関するシンボジウムを、基調講演、総合討議等によって行った。 2) シンポジウム場所、期間及び参加人員 富山市県農協会館及び県民会館 昭和58年7月18日(月)〜19日(火) 230名
■事業の成果
観光は社会のあらゆる事業に関係しており、そのため観光関係の業務に従事する人は専門的かつ広範な知識をもつ必要がある。また、観光地づくり、観光施設経営等観光振興のためには、それに従事する人材の果たす役割は極めて大切である。 よって本事業により、観光関係者の観光に関する専門的知識と教養を高め人づくりの一助とするため観光関係従事者の研修を行ったことは観光事業の育成及び健全な発展に大きく寄与するものと確信する。 また近年、経済的・社会的諸条件の変化に伴い、観光事業そのものも大きな転換期を迎え、関係者にあってはその対応に苦慮しているところから、シンポジウムを開催し、観光の意義の原点にたって関係各界の人々が一堂に会して問題点の提起・検討を行い、その対応策を探り、観光の活性化に資することができたことは大きな成果であった。
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