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「海難審判の研究」の報告書

 事業名 海難審判の研究
 団体名 海難審判・船舶事故調査協会  


■事業の内容

海難事件における人身事故の態様と原因の実態に関する調査研究を行うにあたり、船舶の構造、設備又は運用にかゝわる海難の実態を裁決例20件につき、研究委員会を8回開催して分析、解明を行った。
[1] 調査対象
 人身事故の発生状況からそれに関する典型的事例を採り上げ直接、間接の原因及び問題点をさぐり、これを指摘することを本研究会の焦点とした。
 なお、ここで採り上げた人身事故は、海難審判における死傷事件であって衝突、乗場、遭難事件等による二次的人身事故は含まない。
[2] 調査内容
a. 専用船のガス中毒及び酸欠事故の問題点
b. 貨物船(専用船を含む)の狭圧、転落、打撲、火傷事故の事例
c. カーフェリーの狭圧、転落、打撲、火傷事故の事例以上に重点をおいた。
[3] 調査方法
 裁決及び事件調査過程における資料から必要事項を抽出し、分類整理した。
■事業の成果

海難審判の裁決書には、当該海難の事実が詳細に記述されるとともに、その原因が明記されており、海難防止の指針となるべき重要な事項が盛り込まれているが、この裁決書を各観点から深く調査研究した結果を海事関係者に周知することにより、海難防止対策の樹立に寄与することが期待される。





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