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■事業の内容

[1] 新測度基準が小型船舶の設計に及ぼす影響についての調査研究の実施
a. 昭和52年度より同55年度までの4ケ年に亘り調査して得た小型船舶計算及び解析成果をもとに、新測度基準が小型船舶の設計に及ぼす影響についての調査研究を行う。
○ 委員会を中心に実施。
b. 測度方法要領図を作成する。
○ 下記21枚を委員に依頼して作成。
モーターボート 3枚
作業船     3枚
フェリー    5枚
漁船      7枚
ヨット     3枚
[2] 新測度法及び省令に基く測度方法の説明会の開催
a. 測度方法解説書作成
○ 「船舶のトン数の測度に関する法律施行規則」の解説書を作成。
B5判 88頁  8,500部
b. 説明会の開催
○ 下記10ケ所にて、当該地方小船工に委託して開催。
釧路 (11/17出席者157名)
八戸 (11/26 〃 100名)
銚子 (12/ 1 〃  32名)
清水 (12/ 2 〃  91名)
和歌山(12/ 4 〃 104名)
松江 (11/20 〃  60名)
徳山 (11/27 〃  86名)
松山 (12/ 1 〃 192名)
長崎 (12/ 2 〃 131名)
鹿児島(12/10 〃 125名)
〔現地事情により、尾道を徳山、舞鶴を和歌山に変更して開催。〕
■事業の成果

本事業は、船舶のトン数の測度に関する国際条約の批准により小型船舶(24m未満)についてもこの条約に定められた測度基準を採用することとされていることから、この新測度基準が小型船舶の設計に及ぼす影響について調査研究するとともに新測度法基準に対応した測度要領図を作成し、この要領図を基に現地説明会を開催したものであるが、これにより測度基準採用の徹底化に寄与するものである。





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