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				| ■事業の内容 
 (1) 見本市の概要
 [1] 名称    第17回アルジェ国際見本市
 17eme Foire Internationale d'Alger
 [2] 会期    昭和55年8月27日(水)〜9月12日(金)
 [3] 会場    Palais des Expositions Pins Maritimes,Alger
 [4] 参加国数  日本、アメリカ、英国、フランス、西独、スペイン、イタリア、オランダ、デンマーク、スウェーデン、スイス、カナダ、ナイジェリア、ソ連、東独、ポーランド、ユーゴスラビア、ベトナム等計35カ国並びに4解放戦線
 [5] 入場者数  約100万人(展示会事務局非公式発表)
 (うち日本館入場者数約37万人)
 [6] 日本館   参加規模 政府ブース 20小間
 商業ブース 64.5小間
 参加面積 約1,700m2
 出品者数 2団体11社
 (2) 本組合小間の展示内容
 展示面積 4小間(36m2)
 展示内容
 A 本組合の活動(目的、業務内容、組合員)紹介(パネル)
 B 日本造船業の世界的地位(グラフ)
 C アルジェリアを中心とする北アフリカ諸国への船舶輸出(地図、パネル)
 D 日本造船業の海外協力(地図、パネル)
 E 日本造船業が開発した各種船型紹介(カラーコルトン模型)
 F 日本造船業の技術開発並びに日本全般に関する紹介(VTR)
 G パンフレットの配布
 以上の展示を行い、アルジェリア海運関係者をはじめ広くアルジェリア国民に本組合の業務活動並びに日本造船業の現状を紹介し、日本造船業に対する認識向上に役立てた。
 (3) 実務担当者の派遣
 会場設営・準備、会場アテンド並びに事後処理にあたるため、実務担当者を次の通り派遣した。
 実務担当者(A) 大石 捷郎  8月29日〜9月14日
 実務担当者(B) 原 幸夫   8月13日〜9月17日
 (4) 配布物の製作
 本組合を紹介するパンフレット(A4判カラー4色刷8頁建)を作成し、会場において配布して展示効果を高めた。
 ■事業の成果
 
 本組合では輸出市場の多角化に伴い、今後の国際海事展等への参加につき検討を行った結果、発展途上国市場に対する中期的観点に立った広報活動の必要から本見本市に初めて参加した。
 本見本市は、北アフリカ諸国では最大規模のものであり、入場者も優に100万人を超え、一般国民の関心はもとより、外国製品の買付窓口としての役割を年々高めている。
 本見本市のこのような背景の下に、本組合がわが国造船業の実情を適確に紹介したことは、広くアルジェリア国民の日本造船業に対する理解を深めたのみならず、アルジェリア海運関係者の日本造船業に対するイメージ・アップに多大の効果があった。
 また、同国は、社会主義体制をとっていることもあって、取引の成否が人的交流によって左右されるケースも多く、この観点から、アルジェリア海運関係首脳を招いて開催したレセプションを通じての彼我の交流は、同国海運関係者と日本造船関係者とのパイプ作りを図る上に大きな役割を果すとともに、今後の船舶輸出の促進に寄与するところ大なるものがある。
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