■事業の内容
イ. 教養研究資料の発行 [1] 規格 B5版 24頁 [2] 部数 44,000部 [3] 発行 年12回 [4] 内容 a 消防技術、火災予防に関する事項 b 本会の事務、事業に関する事項 c 消防関係法令の解説 d 各種災害の概要に関する事項 e 消防行政全般に関する事項 ロ. 予防広報講習会 予防業務ならびに消防広報業務に従事する者のうち指導的立場にある者を対象として講習会を開催した。 [1] 開催場所 札幌市、仙台市、川崎市、名古屋市、京都市、神戸市 萩市、高知市、長崎市 [2] 開催期間 2日間 [3] 講習内容 1 消防財政のしくみと現況 2 指揮、監督のあり方 3 再燃火災に関する諸問題 4 消防法違反とその措置 5 消防広報のあり方 6 火災原因調査のあり方と実務 7 職場における安全管理 8 話しのテクニック 9 近代都市と地震 10 体験発表(東海地区支部のみ) [4] 受講対象者 全国の消防機関の広報 業務担当者(延1,270名)
■事業の成果
火災その他の災害は、大規模、特異化するとともに多発化の傾向を示し、多大な損害と多数の尊い人命を失う事故が激増している状況にある。 このような状況から、関係行政機関はもとより社会一般においても災害の未然防止、被害の軽減をはかるため、予防、広報活動を促進しているところであるが、未だ十分とはいえない。 従って本事業により、消防関係者に対して予防・広報技術の修得のため、資料を発行し講習会を開催したことは、安全な社会環境の醸成に十分寄与するものと考えられる。
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