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■事業の内容

イ 滑空機指導員安全教育研修会
[1] 学科の部
日数    3日間(7月24日〜7月26日)
開催場所  東京
対象人員  教育証明所有者または、各団体の指導的立場にある者 56名
内容    航空法・空域・操縦・気象・整備・教育法・事故
[2] 実技の部
内容    複座機・単座機・動力滑空機を総合的に用いて、安全教育の基本を体得させる。
日数    第1期  4日間(7月27日〜7月30日)
第2期  4日間(8月14日〜8月17日)
開催場所  群馬県邑楽郡板倉町大字除川
(社)日本グライダークラブ 板倉滑空場
対象人員  教育証明所有者または各団体の指導的立場にある者。
1期9名  2期11名  合計20名
使用機材  曳航機   1機
滑空機   4機
動力滑空機 2機
ウインチその他自動車 7台
曳行方法  飛行機曳行を主とし、ウインチ曳行も行なった。
教官    8名
ロ 研修会訓練用機器の整備
[1] 金属製単座グライダー  1機
翼巾  15m   滑空比     35
重量  230Kg  最小沈下速度  0.64m/秒
[2] ウインチ曳行索用安全器具の型製作
 グライダー事故のうち、もっとも多いウィンチ曳行時の事故を防ぐため、通常、外国製のヒューズを用いている。これらは単価が非常に高く、これを使用しないために大事故を起こす危険がある。そこで正確で安価な国産品を開発するため、本年度はその一部を試作し、実技研修会でその普及を図った。
破断用ヒューズ型
保護プレート    一組
■事業の成果

航空の底辺となるグライダースポーツを普及発達させるために、本事業により滑空機指導員安全教育研修会、および訓練用機器の整備を行なったことは体育の振興と航空事故の絶滅に寄与するところ大なるものがある。





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